いつか稲妻のように

体が名を表すまで

第30回記念ツール・ド・おきなわ2018大会 市民ロードレース50kmアンダー39 レースレポート

はじめに

2015年以来、3年ぶりにツール・ド・おきなわへ出場してきました。

 

lightning.hatenablog.com

 

結果 5位/201人出走・143人完走・52人FAD・6人DNF

 

カテゴリは、前回と同じ50km。ただし、去年(2017年)からアンダー29とサーティが同一カテゴリになったためアンダー39へエントリー。10月に39歳になったので、このカテゴリは最終年、若いもんには負けんぞ。

 

本レースに向けてのトレーニングについては、別記事で書くかもしれないので、割愛。

 

レース前日

前日の夜に朝4時に目覚ましをセットして21時には就寝したものの、12時半くらいに一旦目が覚めてしまう。 すぐに寝付けそうになかったので、ツイッターをポチポチしていたら、zaikouさんのゼッケンの付け方がかっこよかったので、自分のもそれっぽくつけ直す。

 

 

再びベッドに入り一眠りしたところで、目覚まし時間の少し前に自然と目が覚める。 まずは、前回と同じく熱いシャワーを浴びて体を覚醒させる。気分もシャッキリ。 前日買っておいた菓子パンを食べながら会場へ向かう準備をして、5時少し前にホテルを出発。

 

今回のホテルは前回より名護に近いので、運転時間は15分ほどで駐車場に到着。 駐車場所が、仮設の照明が微妙に届かない場所だったので、車のライトを頼りに自転車を最終調整し、ライトとテールランプを装着し、スタート地点まで自走で移動する。 スタート地点までの自走時にライト類をつけてない選手が多数。無灯火ライド、ダメ、ゼッタイ。

 

市民レース50kmアンダー39は、チャンピオンレース後にスタートする最初の市民レースだったので、5時20分頃に選手待機場所の先頭付近に自転車をおいて、トイレを済ませ、動的ストレッチをしながらスタート地点への移動を待つ。

今回は7時丁度のスタートだったので、1時間前くらいから攣り防止のためにマグオンジェル2つを時間をかけて摂取する。 先頭から5列目くらいに自転車を置けたので、6時半のスタート地点への移動開始後、本当のスタート地点に到着した時点で前から2列目の絶好の位置。シクロワイアード綾野さんのカメラにもバッチリ映る。(真ん中よりちょっと右の黒いlampreジャージ)

 

レーススタート

7時丁度、スターターの号砲とともに、レース開始。左足のクリートがうまく嵌らず、ちょっと焦ったものの無事ハマったところで、先頭が見える位置で最初の左折までのパレード走行を堪能する。 前回はいきなりの40km/hにびっくりしたものの、今回は落ち着いて周りの走りに合わせて普段どおりの呼吸を意識しながら丁寧に集団内に潜む。 リアルスタート直後の登りをさっくりこなして海岸線へ。

 

前方1/4くらいの位置でゆるふわしつつ、変な走りをしている選手の周りを避けつつ、少しずつ前方へ移動。 いつもの落車多発ポイントである本部大橋前で2車線が1車線になるところまでは安全だろうと思ってたけど、なんも変哲もない直線で右前を走ってた選手がフラフラっとした途端に本日一回目の落車発生。なんとか倒れたバイクの左側をすり抜けて先頭集団に復帰。こんなところでレースが終わったらタマラン。

 

前述の鬼門の本部大橋前で車線が半分になる箇所は安全にすり抜け本部大橋の登りへ。 周りの選手たちは、まだまだ元気なので登りで前から降ってくる選手もなく、狭い車線をみんなで声かけあって通過する。(ここも道が狭い)

 

橋を下ってからの登り返しで、弱虫ペダルの巻ちゃんバリにバイクを左右にふったダンシングを始めた選手が右前に見えたと思った直後に真後ろの選手の前輪がガッツリハスるのを目撃。ハスった選手フラフラしたところで、さらにその後ろの選手が煽りを食って落車したらしい音が右後ろから聞こえた。本日2度目の落車祭り。 ほんと勘弁してくださいと思いながら、巻ちゃんのジャージとゼッケンを覚えて、近寄らんとこ、と頭に刻み込んだ。

 

このあたりで、数名が飛び出しているのが見えたけど、残り30km近くを逃げられる脚がある選手は50kmにはエントリーしないでしょう。という楽観論で静観。 海洋博公園へ向かうために左折したところで、2段坂に突入。前回はここで少し先頭集団においていかれた辛い思い出があるので、少し頑張って前方にとどまりながら通過。(今回2:24+2:01、前回2:19+1:48)

 

ここから今帰仁の登り口までは、何事もなく集団内で安全に過ごす。ここらあたりで、逃げを捕まえていたらしい。 今帰仁の登りでは、ダンシングで登っている選手もいるが、今回は事前の体幹レーニング(福田さん本)が効いたのか、背中を意識した呼吸で安定してシッティングでグイグイと坂を登れる。3年前はここでも先頭集団から少し離された記憶があるけど、そんなに遅れることなく下りへ突入。(今回4:30、前回4:49)

 

ロードバイク スキルアップトレーニング

ロードバイク スキルアップトレーニング

 

 

先頭集団は下りでもしっかり踏んでいくので、途中で中切れ気味の選手が出てくるのをかわしながら羽地内海を進んでいく。 210kmレースとの分岐を右折し、58号に再び戻っていよいよレースも終盤。イオン坂でアタック気味に上げる選手もいるけど、マイペースで登る。(今回1:09、前回1:26)

 

今回も幸いにしてスプリントに参加できそうだ。前回は、大集団スプリントが怖くて残り1km地点で捨て身のロングスパートをかけたものの、そんなにうまくいくはずがなく、残り500km地点で集団に飲まれて沈没。 誰が強いかなんてさっぱりわからなかったので、ここはゼッケンが一番若い2501番のピンクジャージの選手の動きに注意しながら、スプリントに向けてギアの調整をする。

 

2015年2位、2016年1位の西選手のブログでは、残り200mくらいまで我慢してのスプリントとあったので、それを思い出しながら先行してスプリントを仕掛ける選手にしっかりつきつつ、自分が出るタイミングを図る。

ツール・ド・おきなわ 市民レース50km サーティー | ロードバイクを売るなら買取・売却のプロ【BICI AMORE】

【優勝】2016ツールドおきなわ サーティー50km | ロードバイクを売るなら買取・売却のプロ【BICI AMORE】

 

残り400mを過ぎ、まだ待ち。300mを過ぎまだ待ち。200mくらいのところで2501番の選手がすっと前に出る。その後を追うように自分も残りの力を振り絞って渾身のスプリントを開始。が、私のへなちょこスプリントでは追いつけるはずもなく、前方で抜け出した3人がフィニッシュラインを越える。4位争いをしているであろう選手が左手に見えたので、1位でも順位を上げるためにハンドルを投げるものの、結果は5位。

1位の森榮選手は残り500m地点でロングスパートをかけていたらしいが、全然わからなかった。なお、森榮選手は本部大橋の直後に逃げてスプリント賞も獲得。スゴい。(なお、E1表彰台常連とのこと)

 

スプリントシーンは、他の選手の動画をどうぞ。


2018ツールド沖縄市民50キロU39 3/3

 

今年の初めにツール・ド・おきなわに出ようと決意してから約10ヶ月のトレーニングと減量の成果が出て、前回の17位から5位という出来すぎた結果を得ることができて満足はできるものの、やはりあとちょっとで表彰台に載れなかったのは悔しい。

 

悲しいオチ

表彰は3位までなので、入賞もそうかなと思って完走証だけもらって帰ってきたけど、このレポートを書いている最中に大会要項を読んでたら、入賞は6位までとの記載あり。まじかよ。賞状と副賞を貰いそこねた!

 

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来年も

というわけで、賞状と副賞を貰いに来年も参加します。

(来年は40歳、カテゴリーが変わるのでスタート地点に優先に並べるシード権は無しかな)

ツールドおきなわ市民レース 50km アンダー39。200人くらい出走で5位でした。三年前の過ちを繰り返さないよう、我慢我慢のスプリント勝負でしたが、勝負勘がなさ過ぎて悔しい結果となりました。詳細レポート、刮目して待たれよ。#ツールドおきなわ

 

あ、あと新聞に名前が載った(人生二度目)。