いつか稲妻のように

体が名を表すまで

白神杯鯵ヶ沢トライアスロン2017参戦記(とりあえず)

はじめに

一年ぶりのトライアスロン。今年、本格的な大会はこれが最初で最後の予感。

リザルト

total 3:19:21

swim 0:37:05

bike 1:39:04(2:16:09)

run 1:03:12

大会当日まで 今年は、例年以上に自転車を含めたレースへのモチベーションが低く、エントリーすらしていない。 冬を過ぎても、外に走りにいくでもなく、トレッドミルに乗るでもなく、プールにすら全然通わなかった。

昨年来、好きなだけ食べて、飲んで、なんとなく体重管理をおろそかにしていたおかげで、みるみる体系は丸くなり、80kgオーバーの立派な肥満児に。

それでも、なんかしら大会にエントリーすれば少しはやる気はでるかなぁ、と淡い期待をしてみたものの、やる気はついにやってこなかった。

大会当日レースまで

練習のやる気が無かったのに引きずられて、事前の準備もイマイチ進まず、6回目(ソロは4回目、最初の2回はリレーバイクパート)の参加にして事前宿泊をせず当日移動することに。

9時レーススタートから逆算して、8時にレース準備万端にするには、7時会場到着 、ということは移動3時間(三沢→鯵ヶ沢)を考慮して3時起き、4時自宅出発。途中コンビニで朝ごはんとしてオニギリ2個と味付きゆで卵を摂取。

青森はねぶたの季節。ラッセラーラッセラー。

予定通り7時過ぎに会場到着。駐車場で空スペースを探してクルッとしていたところ見覚えのある顔。

UCHYさんじゃないか。 DAICHU君の国体仲間が参加されるということで、レース見学とヒラメづけ丼目当てに盛岡からいらしたとのこと。応援ありがとうございます。差し入れのお菓子も美味しかったです。

さて、準備でもと思っていつものBORA ONEに空気を入れようと思った瞬間、ポロリとバルブの先っちょががが、、、

いやー、いつもなら準備してないRS80もって来ててよかったわ。しかも、前週タイヤサイドからチューブが「こんにちは」しかけてて、前日に新品にタイヤを換えたばかりだった 。

そんなこんなで、年に一度の活躍DHバーつけて、バイクセッティングを終えて当日受付を完了。 アンクルバンドを装着してスイムチェック(スイムとは言っていない。センサー確認)。毎年思うんだけど、係りの人「○○番、通過。OKでーす。」とか言ってくれないのかね。会社の先輩トラ イアスリートが不安で3回くらいチェック受けてたのウケた。

今年の開会式はいつもと場所を代えてスイムスタート地点に近い砂浜で。町長、青森県トライアスロン協会の偉い人の祝辞、審判長の「死ぬ前にリタイア」等、縷縷ありが たい言葉。身に染みます。

大会当日レースレポ

スイムはいつもどおり長ーい海岸を2.5往復の1.6km!

今年はプールでもトータル 10kmも泳いでない。完全に練習不足。

直前の木曜日に急遽休暇をとって、ウェットスーツが(破けずに)着られることを確認してOWS練に出かけたものの、ビードルビーチは大荒れで赤旗

しかたなく、小川原湖湖水浴場に着いたものの、お昼休憩の10分前に着いたため泳げたのは300mのみ。初めての小川原湖汽水湖だけどしょっぱくなくて泳ぎやすいね 。

藻が凄いけど。

スイムはいつもどおり1往復目はバトル展開もありツラいけど、2往復目以降は呼吸も落ち着き、カラダがほぐれて楽に泳げるようになる。楽ではないけど。

2往復が終わり砂浜に向けて斜めに泳ぐ途中、足がつく所まで来たところでチョット立ってみるとピキーンと 両足ともつる直前の諸症状。ヤバいと思い、すぐ泳ぎ出しキックしながら意識して脚を解すようにバタバタしながら残り数百メートルをなんとかしのぎ切る。

ほうほうの体で海から上がり、ウェットの上半身だけ脱ごうとしてジッパーを下げようとしても紐がなかなかつかめない。デブの悪影響もココまできたか。

長いトランジットゾーンを超えてようやくバイクパート。トランジットでの補給はウィダーインゼリー1つ。

呼吸を整えつつ、バイクスタート。

もう今年で6回目。勝手知ったるこのコース。体重は過去最高。ツラい。TTポジションが全然取れない。いつもならスイムを先に上がった選手をガンガン抜いて、「俺強え」タイムなのに全然前走者との差が縮まらない。

ツラい、アツいと思いながら往路最大の難関、ミニ白神の入り口までなんとか辿り着く。ここから残り4kmは何も考えず淡々と踏むのみ。ショート40kmのバイクコースに10%の登りとか、トータル獲得標高800m近いのオカシイでしょ。

なんてことを思いながら折り返しで、おばちゃんに水掛け用のボトルにつべたいお水をたっぷり入れてもらう。今年は去年の轍を踏まないようにしっかりボトルキャップの蓋を閉める。

往路は下り傾向なのでガンガン踏みたいが、全然バイクが進まない。なんでだ。ホイールか?ガンガン抜くわけでも、ガンガン抜かれるわけでもなく淡々と残り距離が減っていく。

あっ、そういえば、例年ならライド中にジェルを1,2本採っていたけど、今年は準備不足が極まり、前のボトルはポカリを薄めたもの、もう一本は真水のみでエネルギー的なものは一切持ってなかった。最終的にフィニッシュできたものの来年はもう少し真面目に準備しよう。

最後の方で、とんとらっぽい女性選手をヌイてトランジットへ。ここでも摂取したのはゼリーのウィダー1本。しっかり(頭皮を守るための)キャップを被りランコースへ。

ランコースはバイクコースに並び日本屈指の変態コース。登りと下りしかない。

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走り出してすぐ異変に気づく。なんか内臓と表皮がバラバラ。臓物が暴れる。ツラい。何だこれ。目の前にはジャギ様がいるし。「おれの名をいってみろ」とか観戦者を煽っているし。

どうすればいいんだ。とか思いながら、歩く速度で平地は走る。登り坂は歩く。去年からコースが変更となり、一旦、下ると見せかけて、また登り返し、延々と登る。歩く。登る。歩く。それでも心拍は常に160bpmを下回らない。

こんなコースを設定した人の顔を見てみたい。よろこんで参加する選手の顔を見てみたい。

2kmおきに設置されているエイドでは、塩・レモン・オレンジ・水を毎回コンプリート。もう、自分が何をしているのかよくわからん。水を被りすぎてビチョビチョになり、シューズをカポカポさせながらフィニッシュを目指す。

6kmの頂上を過ぎたあとは下りのみ。下りなら任せろと5min/kmのペースで下る(遅い)。ツラいツラいと思いながらも少しずつフィニッシュが近づく。最後の登りの直前で年頃のオネイサンの声援を受けてなんとか乗り越える。

前走者はいるけど、上位を争っているわけではなく、3時間切りもないので、フィニッシュシーンをベストショットしてもらうべく、丁度よいぐらいに間隔を開けて、フィニッシュテープを掲げて完走。

これまでの記録との比較とか(気が向いたら書く)

  • スイム

 

  • バイク

 

  • ラン

 

イナズマ選手の次戦にご期待下さい。

おまけ

田舎の珍走団は交通ルールをキチンと守ります。